独立する前は、特許事務所の経営を軌道に乗せてゆっくりできるようになりたいと思っていましたが、現実は異なりました。

まず仕事の絶対量が年を追う毎に増えています。
5年前に独立した当初は全てを私一人でこなすことができましたが、今では私一人でこなすことはまず不可能です。

今年になってから仕事量はうなぎのぼりに増えています。
4月に一人を雇いましたが、さらに雇おうか、と考えています。

それと仕事の依頼が増えてくると、それに伴い関連業務の依頼も増えてきます。最近ではどこから調べてくるのか、海外からの依頼もきますのでこれも着実にこなしていく必要があります。

おもしろいもので、一つの大きなプロジェクトが終了すると次のプロジェクトが舞い込みます。不思議なものです。

でもこうして平穏無事に特許事務所を経営できるのも私たちを支えて下さるクライアント様があってのこと。

クライアント様がいなければ私は完全に干上がってしまいます。
サラリーマン時代にはあまり意識していませんでしたが、独立すれば周りの人に支えられて自分もまた幸せに暮らすことが出来ると実感できます。

私の場合、独立前の世界を一言でいうと、不満との言葉に集約できると思います。
ところが独立した後の世界は、感謝との言葉に尽きます。

独立前は何か悪いことがあってもそれを周囲の責任にすることができますが、独立後は何か悪いことがあってもそれを周囲の責任にすることができません。責任をなすりつける相手がいないからです。

今から思えば独立前と後とでは闇と光ほどの差があることを感じます。