■■ 知的財産ライセンス収入への道 ■■
 
 今日は日曜日、今日も事務所で仕事です。知的財産の仕事
は、価値観と価値観とのぶつかり合いみたいなところがあり、我々専門家にとっても一筋縄ではいかないところが難しいところです。

 私は特定侵害訴訟代理業務について付記を受けているので、知的財産に関する訴訟については、一定条件の下、弁護士と同様に代理人として裁判所に立つことができます。

 知的財産に関する訴訟や特許庁における審判等では、例えば、お互いに似ているかどうか等が争われます。

 何かを行った事実があるかどうか、という問題では比較的白黒を決着し易いのですが、似ているかどうかの判断というのは、つまるところ価値観と価値観との衝突に行き着くと言って良いと思います。

 Aという商標とBという商標が似ているかどうかについては、特許庁も一応の判断基準を示していて、大部分はその判断基準で問題が片付きます。

 しかし、はっきり似ている場合や、全然似ていない場合は分かりやすいのですが、どうしても境界領域になるとどちらの結論に落ち着いてもおかしくない事例が出始めます。

 同様な事例で裁判で争っても大阪地裁と東京地裁とで結論が逆になることもあり得ます。

 これは地裁の判断がしっかりしていないということではなくて、当事者同士の主張立証の巧拙等、裁判対応技術によるものもあると思います。

 我々知財の専門家が提供できるのは、しっかりした判断材料です。

 その判断材料を基礎として進むのか退くのかを最終的に経営判断として行います。

 もし最初から裁判に勝つと分かっていれば、経営判断など必要ないことになります。最初から勝ち負けが分かっていれば、中学生にだって裁判を起こすかどうかの判断はできる訳です。

 必ずしも勝つとは限らない局面に、なおかつ進むのか、それとも退くのか判断しなければならない。そんな局面に追い込まれることがあります。
 この問題は高度の経営判断なくして語ることはできないと思います。



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勝つかどうか分からないときでも、もしかしたら負けるかもしれないことが分かっていても、それでも闘わなければならないときがあります。