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 閑話休題。今日は競技かるたの話をしたいと思います。

 NHKのドラマのモデルにもなったと思いますが、10年間クイーンに輝いた渡辺さんのドキュメンタリーが2、3年前にNHKにて放送されました。競技かるたは、
二人が対面して畳の上で行う競技です。それぞれ手前にかるたを並べ、読み手が上の句を読むのを聞いて、対応する下の句のかるたをはじきます。

 自陣のカルタが早く無くなった方が勝ちです。相手陣地のかるたを取ることができると、相手に自分の陣地のカルタを一枚送ることができます(自陣のかるたが早く無くなって有利になります。)。三回戦で勝ち負けを競います。

 渡辺永世クイーンにチャレンジする齋藤さん(私の記憶であり、やや曖昧な面があります。)は、大学のかるた部で打倒クイーンのための特訓を日夜繰り返し渡辺永世クイーンとの闘いの日を迎えます。

 打倒クイーンのために挑戦者の齋藤さんはクイーンの癖などを徹底研究、渡辺クイーンの自陣のかるたの組み方も研究し、大学の複数の部員相手に渡辺クイーン攻略の練習を繰り返してきました。この決戦でクイーンの座を目指します。

 挑戦者の齋藤さんは、クイーンの得意とするかるたをクイーンの陣地から抜いてしまいます。必殺の狙い成功の瞬間です。
 また挑戦者の齋藤さんは、クイーンの陣地に素早く手を回してから目的のかるたを抜く技を使ったりします。手を回されるとその方向に注意がそれてしまうので、クイーンは動きを大きく牽制されてしまいます。若手の攻撃にクイーンは窮地に追い込まれます。
 バランスを崩したクイーンは挑戦者に一敗を喫し、一対一で最終局を迎えます。

 ちなみに、クイーンたちはこれまで畳の上から消えたかるたを覚えています。次に読まれる上の句は予想できるようになります。

 例えば、「はなのいろ」という上の句があったとします。
 仮に、「は」で始まる残るかるたは4枚、「はな」で始まる残るかるたは2枚、「はなの」で始まる残るかるたは1枚であった、とします。

 畳の上に残るかるたのうち、読み手が「は」と発音した段階では、4枚が候補に上がりますが、どれが正解のかるたかはまだ分かりません。「はな」と発音された段階で2枚に絞り込まれます。読み手が「はなの」と発音した段階で1枚に絞り込まれることが分かります。この時点でこれが正解のかるたと分かります。

 なお、「はなの」と聞いて確認した段階でかるたを取りに行くと遅すぎます。これでは目的のかるたを抜くことができません。「は・・」→「はな・・」くらいの段階で手が目的に向かって動き、「はなの・・・」との段階でかるたが弾かれているように見えます。

 一対一で迎えた最終局。
 通常に闘ったのでは勝ち目はないと見たクイーンは神業を繰り出します。

 渡辺クイーンは、読み手が、「は・・・」と最初の一音を発音する直前の息の吸い方(呼吸)を聞き分け、読み手が声を出す前にかるたを取りに行きます。

 すごいでしょ。すごいと思いませんか?

 読み手が声を出す瞬間に対象となるかるたが弾かれてしまうのです。

 これには挑戦者の齋藤さんは手も足も出ません。
 震えおののく様なシーンを見た様な気がしました。

 【参考】   100分の1秒に輝く 〜かるたクイーン決定戦〜


 
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