■■ 知的財産ライセンス収入への道 ■■

  大きな声で言いますと語弊がありますので、小さな声でそっと言います。

 あなたが知財専門家に助けを求めても、知財専門家はあなたを助けてはくれません。
 理由は三つほどあります。

 1.知財専門家が忙しすぎるからです。
 知財専門家のところへ相談へ行ったとしても、まるで大学病院等の大病院に行って朝から他の患者さんと一緒に並んで、順番がきたらその大病院の先生に病気のことを質問するのと同じ様な雰囲気かも知れません。
あなたの置かれている状況を説明しているところで時間切れとなり、「はい、次の患者さん!」とやられるかも知れません。

 2.あなたのお知り合いの知財専門家が少なすぎるからです。
 あなたがどんなに苦しんでいても、そのことを知財専門家にアピールしなければ、あなのことを知らない知財専門家はあなたのために動いてはくれません。

 3.小さな声で言います。あなたを相手にしても知財専門家は儲からないからです。
 知財専門家は大手、準大手の企業を通常クライアントにしています。そして知的財産についてきちんとその価値を理解し、運用しているのはその様な企業です。

 知的財産に関連する権利の衝突が起こった場合、その衝突事例の多くの場合に、その様な企業が何らかの形で関係しています。
 知財専門家はあなたの側と、企業側と、どちらの側に立つでしょうか。

  一回こっきりしか仕事を発注しないかも知れないあなたの側と、リピートして仕事を発注してくれそうな企業側と、どちらの側に立つでしょうか。

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 私は業況調査のために時間を見つけてできるだけ多くのビジネス上の会合に出る様にしています。直近3ヶ月間だけでも400社以上の方とお会いしています。

  中には「弁理士と今回初めてお会いしました。」と言って下さる人にお会いすることがあります。

 通常、私は「未だ日本の弁理士の数は少ないですから。」と答えています。
 けれども本当のことを言えば、 「弁理士と今回初めて会ったということは、これまで弁理士はあなたのことを銭にならない人と考えていた、と自分で認めているということですよ。」と私は心の中でぼやいています。

  あなたが銭になる人と分かれば、黙っていても向こうの方から知財専門家が会いに来てくれるはずです。